さとう式にはたくさんのセミナーがあり、
施術の種類も多いです。
さとう式を学ばれる方の中には、
いったいどれを習ったら良いの?
施術にはどのケアを取り入れたら良いの?
と思ってる方もいらっしゃるのでは?
そこで今回は、
リンパケアとMRTの違いや、施術の場合の使い分けについてご紹介いたします。
リンパケアでしていること
①筋肉をゆるめる
収縮し緊張している屈筋側を主にゆるめていきます。
②口腔→胸腔→腹腔の順に腔を広げる
筋肉をゆるめることで、つぶれている腔を上から順に広げていきます。
③内臓機能の向上
腔が広がることで内臓が動くスペースができ、
心肺機能の向上、胃腸の働きの向上などの内臓機能を向上させる。
④健康増進
内臓が本来の機能を果たせば、健康状態は維持ではなく、どんどん増進していきます。
これらが、リンパケアでしていることになります。
一番の目的は、腔を広げて内臓機能を向上させることなんですね。
リンパケアでは、バストアップやウエストダウンができますが、
実は、腔を整えた結果なんです。
MRT(筋ゆる)でしていること
MRTとは、Muscle Release Technic(マッスルリリーステクニック)の頭文字をとったもので、
そのまんまなのですが、筋肉をゆるめる技術ということになります。
もともと、セミナーとしてはリンパケアしかなかったのですが、
リンパケアの中でも行っている「筋肉をゆるめる」ための「優しく触れる」というテクニックが意外と難しく、
どうしても強いタッチになりがちなため、
この優しいタッチを習得するためにMRTセミナーが誕生しました。
ですので、MRTとは、リンパケアから派生したテクニックということになります。
屈筋側へのアプローチはもちろんのこと、
伸筋側にも施術をします。
ここで、
「な~~んだ、リンパケアからできた一つの技術に過ぎないのか」
なんて思うのはまだ早いです。
このMRTによって、筋肉をゆるめてあげると、
筋肉が本来持っている
・柔軟性(柔らかさ)
・弾力性(ハリ)
・ボリューム
を取り戻し、
筋肉のポンプ機能がアップすることで、
リンパ間質液の流れが格段に良くなります。
すると、細胞に酸素や栄養素が行き届き、
不要になった老廃物はきちんと回収、排出されます。
細胞レベルで元気になれるということです。
リンパケアから派生してできたMRTですが、
現代の生活習慣では、筋肉がカチコチに緊張してかたまったまま過ごしている人が非常に多いので、
局所的に緊張した筋肉をゆるめてあげるだけでも、
とても楽になったり、姿勢が変わったり、痛みが取れたりと、
大変喜ばれています。
施術の種類も増え、肩だけでなく、
背中、足、腰など全身に応用ができるようになっています。
リンパケアとMRTの使い分け
リンパケア、MRTのどちらかだけでも、十分に施術に対応できると考えています。
ただ、両方の技術を持っていれば相乗効果が期待できることは言うまでもありません。
しかし、自分の持っている技術が多ければ多いほど、
どれを使ったら良いか迷ってしまうこともありますね。
たくさん鍋やフライパンを持っていたら、
どれを使おうか迷ってしまう・・・みたいな?!
私の場合、まずは
クライアントさんが目指しているゴール
をお聞きします。
それによって、『腔を整えるリンパケアか、筋肉をゆるめるリンパケアか』と判断することが多いです。
例えば・・・
●『今日はとにかく肩がつらい。それだけどうにかしてくれれば良い』というクライアントさん
→局所の痛みを取ることに優れているMRTでゆるめて楽になっていただきます。
●『顔のたるみも気になるし、ダイエットもしたいし、でも腰痛も何とかしてほしい』というクライアントさん
→腔を整えるリンパケアの施術をしながらも、痛みやコリのある局所に対してはMRTで対応します。
あまりにも筋肉の緊張が強い方であれば、まずは筋肉をゆるめることを優先してMRT施術を中心に行い、
その後リンパケアで腔を整えます。
お客様が求めるゴールが違えば、施術が違って当然ですね。
また、何度も施術を繰り返すうちに、
クライアントさん自身の目指すゴールが変わってくるかもしれません。
最初は、あそこが痛い、ここが痛い・・・
と、痛みが気になっていた方も、
痛みやツライ箇所がなくなると
『ここのたるみが気になる』
『実はもっとスリムになりたい』
なんて告白してくださいます。
局所にこだわりすぎない
ついつい、「この症状にはどの施術がベストなのか・・・」と、
症状や局所に焦点を当ててしまいがちです。
そうではなく、今一度さとう式の最も重要な理論を思い出してみてください。
身体は腔でできている
このことがしっかりと腑に落ちていれば、そんなに迷うことはありません。
どんな方であろうと、
口腔から順番に、腔を整えていけばいいのです。=リンパケア
その過程で、
筋肉の過緊張を起こしているところ、
痛みのあるところ、
動かすと痛みや違和感の出るところ、
などには、局所的に筋肉をゆるめる技術を使っていきます。=MRT
身体の全体を見ながら、部分部分にも対応していく
私はこんな風に対応しています。
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